枕の高さと肩こりは関係があった?!枕を選ぶポイントは?
美容, 豆知識
肩こりを感じる方にとって、「枕」の選び方は大変気になる事だと思います。枕の高さ等によって、肩こりをはじめ、他にも身体に大きな影響を与えると言われています。
枕を新しく買い替えたら肩こりや腰痛がひどくなったり、寝付きが悪くなったといった経験はありませんか?それはもしかしたら、相性が合わない枕に原因があるのかもしれません。
毎日使う物なのに、意外と選び方が分からない枕。高さや固さ、形など、枕の選び方についてお話したいと思います。
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首に負担のかかるNGな枕
①真ん中にくぼみがない枕首の骨を支える高さが足りないと顎が下がってしまうので、イビキや肩こりの原因になります。
②へこみすぎる枕
素材が極端に柔らかすぎると頭が沈んでしまうので、眠りが浅くなります。あまりにも枕がへこんでしまっていると、枕をしていないのと同じ状態になります。
③左右どちらかに偏っている枕
人間は寝ている間に、何十回も寝返りを打ちます。枕の左右に偏りがあると首が安定しない為、寝返りが打ちにくくなります。そうすると首に負担がかかり、肩こりの原因となってしまいます。
④高すぎる枕
首の骨が圧迫されてしまい一晩中首を不自然に曲げた状態になる為、肩こりの原因になります。
⑤手前が高くなっている枕
顎が上がってしまう状態だと、イビキの原因になります。睡眠時に呼吸がきちんと出来ていないと、呼吸器障害になる可能性もあります。
肩こりにならない枕の高さ
仰向けで普通に寝た状態が、力を抜いて自然に立っている状態と同じである事が理想的です。理想的な枕の高さを測る方法は、壁に背中をつけて真っ直ぐに立ちます。そして軽くアゴを引いた時にできる首と壁との距離が理想的な枕の高さと言われています。一般的には女性が3cm、男性が4cmが平均と言われています。(身長や体型によっても変わってくるので、あくまでも平均の高さになります。)
枕の高さ選びで迷った場合は、低い方の枕を選びましょう。枕が低い場合はタオルなどで高さを調節する事が出来ます。買い替えるのではなく今お使いの枕を使いたい方も、タオルなどで高さを調節してみて下さい。
肩こりにならない枕の固さ
頭と首をしっかりと支えてくれて、寝返りが打ちやすい枕が理想的です。固い枕である程度の反発力がある枕がおすすめです。やや柔らか目の低反発枕や、固めのそばがらを使った枕などを選ぶと良いと思います。店頭で実際に感触を確かめることが大切です。
肩こりにならない枕の幅
枕の幅が狭いと寝返りを打った際に頭が落ちてしまいますので、寝返りを打てるだけの十分な横幅の枕が必要です。頭3つ分くらいの枕幅がある物を選びましょう。幅は約60cm以上、奥行は約40cm以上あれば十分な幅です。
今の枕で肩こりなどを感じている方は、ぜひご自身の枕の高さ等をチェックしてみてください。ご自身に合った枕に出会い、悩める肩こりが少しでも解消されると良いですね!
一日平均8時間寝る人にとっては、人生の約3分の1を占める睡眠時間。しっかりとした良質な睡眠をとって、充実した毎日を送りましょう!
