スイカの育て方と栽培のコツをご紹介!初心者でも大丈夫!
豆知識
夏の味覚を代表するスイカですが、家庭栽培でも人気があります。ビタミンやミネラルなどの栄養成分も豊富で、ジューシーで美味しいスイカの栽培時期や育て方、注意点などをご紹介します。
スイカの栽培時期
品種や地域によって多少異なりますが、苗の植え付けは4月末~6月上旬頃が適しています。低い気温が続くと実のつきが悪くなってしまうので、暖かい気候になってから行いましょう。収穫時期は7月中旬~8月中旬頃になります。
スイカの栽培方法
スイカを栽培する方法には、種からの育て方と、苗からの育て方があります。種からの育て方の方が少し難しいので、初心者の方は苗からの育て方をおすすめします。今回は苗からの育て方をご紹介していきたと思います。
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①スイカの苗を植えつける、約2週間ほど前に土作りをしておきます。土をだいたい20cmくらい(かそれ以上)の深さまで耕し、堆肥(たいひ)と石灰を混ぜたものを土に混ぜ込みます。スイカの栽培には、水はけのよい土が適しています。
②スイカの栽培は畑がおすすめですが、25L以上の大型のプランターでも栽培は出来ます。直径約50cm程度の丸い形に土を盛ります。そこに苗を植え付けていきます。苗同士の間隔は250cmほどづつあけましょう。土に苗を植え付け終わったら、苗が外に出る様にして黒マルチ(黒いビニールのようなもの)を上から被せます。
③スイカの苗が生長してきたら、蔓の先端を摘み取ります。本葉が5~6枚くらいになったら、親づるの先端を切ります。
④人工授粉はしなくても大丈夫ですが勝手に受粉する可能性はさほど高くないので、確実に実を付けさせる為には人工受粉させましょう。午前10時頃までに、雄花を取って花粉を丁寧に雌花の柱頭につけて下さい。
⑤スイカのが大きくなったら、2週間くらいごとに、スイカ置き方を変えて下さい。スイカの形を良くし、皮の色むらをなくす事が出来ます。
⑥スイカの受粉から約35~50日程度で収穫の時期を迎えます。スイカを軽く叩いて、濁っていない澄んだ音がしたらOKです。収穫した後、2~3日経った頃がスイカの食べ頃になります。
スイカを育てる際の注意点
①スイカは極度な乾燥や、湿度が高い状態が嫌いです。チップなどを使い、乾燥を防いであげましょう。②しっかりとしたスイカを栽培する為には、十分な肥料と根っこをしっかりと張れる面積が必要です。強い根っこになれば、多少環境が悪くても元気に育ちます。
③あまりに直射日光が強いと、スイカが日焼けしてしまい、ヒビが入る場合があります。すだれを掛けたり、新聞紙などで対策をして下さい。
④高温状態で風通しが悪いと害虫の発生につながるので、不要な蔓は早めに摘み取り、風通しを良くしましょう。
⑤スイカの収穫のタイミングが早すぎると、中が白いままなので注意しましょう。
自分で栽培したスイカの味は格別なものだと思います!育て方は難しくはないので適当な場所が確保できる方は、苗を購入してスイカ栽培にチャレンジしてみて下さい。
