お掃除に役立つ重曹とクエン酸!その違いと活用方法は?
豆知識はじめに
お風呂やキッチン、トイレなどを掃除するときにお風呂洗剤やお掃除洗剤を使っています。重曹やクエン酸などを使うと綺麗に汚れが落ちることをよく聞きます。しかし重曹とクエン酸の違いがよくわかりません。重曹とクエン酸を使う方法ですが作り方と使いかたを詳しく教えてください。
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重曹とクエン酸の違い
◇重曹とは
炭酸水素ナトリウムといいます。重曹のとかした液体は弱いアルカリ性で、研磨する働きがあり磨き粉や消臭剤、入浴剤に使われています。水溶性の研磨作用で少しとって磨くと細かい分子によって汚れが落とされます。磨くものを傷つけずに汚れを落とせます。汚れの多くは酸性なので弱アルカリ性の重曹は汚れと中和して洗いやすくなっています。◇クエン酸は
梅干しや柑橘類に入っている酸味です。健康食品にも多く使われています。クエン酸には殺菌効果、中和、リンス効果などがあります。殺菌効果とは汚れの細菌の繁殖を防ぐ働きがあります。中和効果はアンモニアなどのアルカリ性の汚れを中和する働きがあります。リンス効果とは重曹などで掃除した後少しアルカリ性になることがありますので酸によって中和させる働きがあります。重曹
◇使い方重曹を使うときのポイントは、粉状、水溶液、ペースト状にして使うことができます。掃除する場所や掃除するものに対して使い分けると汚れを簡単に落とすことができます。
◇粉状
お皿などを洗う時に使います。そのままふきかけたりスポンジや雑巾などにつけて洗います。シェーカーなどに入れて振り掛けると簡単に使えます。
◇水溶液
お風呂場やトイレを掃除するときに使います。拭き掃除や漬けおき洗いに便利です。
◇ペースト状にして使う
重曹に少しの水を足して使う方法です。お風呂場のタイルの間のカビを落としたり便器の頑固なシミなどに使います。
作り方
◇粉状
重曹をそのまま使います。
◇水溶液
1リットルの水に重曹を大さじ4入れてかき混ぜます。
◇ペースト状
重曹:水の割合は2:1で混ぜ合わせます。
クエン酸
◇使い方トイレでは便器の淵、外側や、床などに吹きかけます。お風呂場では鏡にふきかけサランラップを上から被せ一晩おきます。その後布で拭いてから乾拭きをするとピカピカになります。
◇作り方
クエン酸水の作り方
クエン酸は重曹を使って掃除した後にアルカリ性になった場所を酸性の働きによって中和させる効果、除菌効果もあります。クエン酸水の濃度を濃くすれば水垢の汚れを落とす効果もあります。
スプレーボトルに入れて使うと便利です。クエン酸(小さじ1/2)と水(100ml)を混ぜ合わせます。
◇ポイント
ゴム手袋を着用して使うようにしましょう。クエン酸水は酸性ですので塩素系の洗剤とは絶対に混ぜないようにしましょう。有毒なガスを発しますのでかなり危険です。
まとめ
重曹とクエン酸はそれぞれアルカリ性と酸性なのですね。使う場所や物によって使いわかると効果的なのがわかりました。重曹とクエン酸を上手く使って、家の中がピカピカになると嬉しいですね。