STOP!口臭!!歯肉炎と歯周病ってどんな違いがあるの?
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口臭の原因でもある歯肉炎と歯周病。
はて?どちらも似ているような気がしますが、いったいどんな違いがあるのでしょうか?詳しく見てみましょう。
歯肉炎と歯周病の違いについて
口臭の原因でもある、歯肉炎と歯周病。違いは何でしょうか?歯周病の中は、歯肉炎と歯周炎の2つの症状があります。つまり、歯肉炎と歯周病は同じ土俵で語れないのです。歯周病の中に歯肉炎があるのです。
歯肉炎は、歯周病の初期段階での症状の事をいうのです。
では、歯肉炎と歯周病それぞれの症状の違いについて見てみましょう。
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歯肉炎と歯周病の違い~歯肉炎について~
歯肉炎とは、歯茎が赤く腫れる症状の事をいいます。小学生から歯肉炎になるといわれていて、歯茎のトラブルの中ではもっとも多いと言われています。原因は、プラークの中にある細菌の増殖によります。それにより、歯茎が炎症し赤く腫れるのです。プラークは細菌の塊の為、普段の歯ミガキでお掃除したいのですが、正しい歯ミガキをしていないと食べかすが歯と歯茎の間に残りがちになりプラークがたまっていきます。歯肉炎は、口臭の原因にもなります。
歯ミガキの時に血が出たり、歯茎がぷよぷよしてきたら、歯周病になる前に歯科医院に行ってプラークを取り除く掃除をしてもらった方がいいでしょう。プラークを取り除いたら、次は正しい歯ミガキをマスターしましょう。
プラークは、歯と歯茎の間いわゆる歯周ポケットにたまる性質があります。その性質を理解すると、おのずと歯ミガキの時も意識が歯周ポケットに向くはずです。歯ブラシのブラシの部分を、歯と歯茎の間にななめに差し込むようにセットします。その後、力をいれず優しく小刻みに磨きます。プラークを掻き出すイメージで磨くといいのではないでしょうか。
歯ミガキの後は、歯間ブラシや糸ようじで、歯と歯の間のお手入れも忘れないようにしてください。
歯肉炎と歯周病の違い~歯周病について~
歯周病とは、上記で示した歯肉炎が進行した状態をいいます。プラークにより歯茎に炎症が起きる事は、歯肉炎の際にもご説明しましたが、プラークは、そのままにしておくと歯石に変化します。歯石になってしますと、歯ミガキで取り除く事はできません。歯科医院にて、取り除いてもらうしかないのです。
その歯石のまわりに細菌が集まり、より歯周病を進行させます。歯周病が進行すると口臭もきつくなるので、そうなる前に改善策を取りたいものです。歯周病を進行させる原因は他にもあります。
まずは、喫煙。これは歯肉炎に気づいた段階で見直していただけたい生活習慣です。歯ぎしりやくいしばりなどのクセも歯周病を進行させる原因になるので、改めた方がいいでしょう。
また、糖分の多い食事も歯周病を進行させます。規則正しい食生活を送るようにしましょう。
歯肉炎の段階では、症状がでないようにすることは出来ますが、歯周病にまで症状が進むと完治するのは難しく、改善策を行うことで進行を食い止めるのみになります。その後も、メンテナンスが大変になります。
歯肉炎と歯周病の大きな違いはそこにあります。歯周病になる前に、歯肉炎の段階で適切な処置をして、歯をいたわってあげましょう。少しでも長い間、自分の歯でいれるように努力しましょう。
