行政書士の試験は難関!問題の配点が知りたいっ!
豆知識
専門職として幅広く活躍が出来る行政書士ですが、やはり試験は難関です。行政書士の試験は難解な言葉が多いうえに、膨大な範囲から出題されます。今回は行政書士の試験の問題の配点や、目標点数などについてお話したいと思います。
行政書士試験の受験者数・合格者数・合格率
年度 受験者数 合格者数 合格率2006年 70,713 3,385 4.79%
2007年 65,157 5,631 8.64%
2008年 63,907 4,133 6.47%
2009年 67,348 6,095 9.05%
2010年 70,576 4,662 6.60%
2011年 66,297 5,337 8.05%
2012年 59,948 5,508 9.19%
2013年 55,436 5,597 10.10%
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行政書士試験問題の内容や配点~法令~
○基礎法学(法律に関する事や法令用語の基礎的な知識等)問題1、2で出題されます。
5択が2問で、配点は4点(2問×4点)
合計配点は8点になります。
○憲法(日本国家の基本法について等)
問題3~7と、41で出題されます。
5択が5問で、配点は4点(5問×4点=20点)
多肢選択が1問で、配点2点(4問×2点=8点)
合計6問、合計配点は28点になります。
○行政法(行政法についてや、活動、手続きについて等)
問題8~26と42~44で出題されます。
5択が19問で、配点は4点(19問×4点=76点)
多肢選択が2問で、配点は2点(2問×空欄4×2点=16点)
記述式が1問で、配点は20点(1問×20点=20点)
合計22問、合計配点は112点になります。
○民法(一般市民同士に関わる法律関係について等)
問題27~35と45、46で出題されます。
5択が9問で、配点は4点(9問×4点=36点)
記述式が2問で、配点は20点(2問×20点=40点)
合計11問、合計配点は76点になります。
○商法(商人に関わる法律関係について等)
問題36~40で出題されます。
5択が5問で、配点は4点(5問×4点=20点)
合計配点は20点になります。
行政書士試験問題の内容や配点~一般知識~
○政治・経済・社会(国際問題や経済について等)問題47~53で出題されます。
5択が7問で、配点は4点(7問×4点=28点)
合計配点は28点になります。
○情報通信・個人情報保護(個人情報保護法について等)
問題54~57で出題されます。
5択が4問で、配点は4点(4問×4点=16点)
合計配点は16点になります。
○文章理解(本文の内容が理解出来ているか等)
問題58~60で出題されます。
5択が3問で、配点は4点(3問×4点=12点)
合計配点は12点になります。
行政書士試験の合格基準点数
○法令の科目配点244点のうち、122点以上(50%)○一般知識の科目配点56点のうち、24点以上(40%)
○試験全体の得点300点のうち、180点以上(60%)
上記の点数を満たした受験者が、行政書士試験に合格しています。
行政書士の試験に合格するには、満点を目指す学習方法ではかなり厳しいですよね。試験の総得点300点のうち、法令科目の配点が約80%の244点となっています。ですので試験の配点を考慮しながら、効率よく学習し、行政書士の試験に挑みましょう。
