「都民の日」って何?東京都だけにある特別な休日?
豆知識
はじめに

日本にある祝日は建国記念日や海の日、元日などいろいろあります。
東京都には「都民の日」という休日があります。この休日についてのご紹介です。
都民の日とは
都民の日(とみんのひ)とは、東京都が1952年に作った休日のひとつです。その日にちは毎年10月1日です。
成り立ち
1889年に、東京に東京市が置かれましたが、東京市長を作らずに東京府知事が市長の仕事をしていました。1898年10月1日に東京市は一般の「市」となりました。そこで10月1日を記念し1952年に東京都が都民の日の法律を作り「10月1日」からその法律が適用されました。
記念日を作ることによって東京都民の意識を一つにするために作られたとも言われています。
SPONSORD LINK
催し物
「都民の日」は、東京都立やそれぞれの市区町村立の小学校、中学校、高校は休みになります。東京都内にある国立や私立学校の一部もお休みになります。ただ2002年から、「都民の日」でも休みにしない学校が増えています。「都民の日」の条例は(昭和二十七年)
第一条 東京都民がみんなそろって一日の休暇を楽しむことによって、都民の意識を一つにし東京都が栄えることや都民の健康向上などを目的に「都民の日」を作ります。
第二条 「都民の日」は、10月1日とします。
第三条 「都民の日」は、東京都の役所などは施設を一般に公開して、様々なイベントを行います。
第四条 「 都民の日」は、東京都のそれぞれの観光施設の入場料や使用料を基本的に割り引きます。
無料で利用できる施設
いくつかご紹介します。浜離宮恩賜庭園
住所は東京都中央区浜離宮庭園1-1です。池と江戸時代に作られた庭園です。「潮入の池」は海の満ち引きによって池の様子が変化します。海の近くにある庭園にこの作りを取り入れたものが多いです。秋には庭園の木の紅葉が魅力です。
旧芝離宮恩賜庭園
住所:東京都港区海岸1-4-1小石川後楽園並び人気の庭園です。江戸時代の庭園です。この庭園の魅力は池をメインに庭園が作られており石の並びなど古風で見ごたえがあります。とても芸術的な光景となっているので人気の庭園です。庭園内にはサクラやフジなど四季折々の花を見ることができます。
神代植物公園
住所は東京都調布市深大寺元町5-31-10公園内には約5000種類、10万本の木々があります。 「バラ園」「ツツジ園」「ウメ園」など、種類ごとに30のエリアに分かれています。 季節それぞれの花や植物がとても美しく植物を眺めながら植物の勉強をすることもできます。熱帯の植物などもあり、冬もいろいろな花を見ることができるのでおすすめです。
まとめ
東京都民にとってお得!?な「都民の日」休日の過ごし方には様々ありますが、学校も通常通り授業をしているところも増えていますが誰しも健やかに過ごせる1日だといいですね。
