尖閣諸島中国領土を持つことのメリット
豆知識
領土を持つメリットは一体なんでしょうか?
地下資源、領土拡大、制空権、漁業資源、農作物、税金、国土拡大、軍事的メリットなどが考えられます。尖閣諸島においては地下資源、漁業資源、軍事的メリットの3つの要素が考えられます。
地下資源について

豊富な石油を手に入れることができますが尖閣諸島の海底に本当にあるのでしょうか?天然ガスがほとんどで石油は少なく正確な調査はまだのようです。尖閣諸島周辺の天然ガスの量はおよそ9000万バレル。日本が一日で消費する量は約500万バレルなのでもし天然ガスを採掘場合 パイプラインを引くコストが天然ガスの量から資源の量から考えると採算が合わないようです。
では尖閣諸島付近ではなく沖縄周辺には地下資源がないのかが気になります。調べてみると沖縄周辺には地下資源はほとんどないようです。1960年代に尖閣諸島周辺の地下資源の調査が国連の協力のもと行われました。尖閣諸島周辺に1,000億バレルを超す原油埋蔵量があるという結果がわかったようです。
世界の埋蔵量を比べるとその多さが分かりますね。
1位 サウジアラビア 約2500億バレル
2位 カナダ 約1800億バレル
3位 イラン 約1400億バレル
1000億バレルはお金に直すとどれぐらいの価値なのでしょう?
およそ1000兆円のようです。夢のような量ですね。本当に地下資源があるのか疑問に思います。1970年ころの調査です。日本政府はもう一度調査し公表した結果、埋蔵量は32.6億バレルだったみたいです。ただ領土問題が起きたので尖閣諸島近海について1968年以降本格的な資源調査はされていないようです。
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水産資源について
尖閣諸島近海の漁業資源は豊富です。また中東から原油を運ぶルートになっています。日本政府の調査によれば、尖閣諸島周辺はマナガツオという魚が取れるそうです。領土問題が起きているため周辺の漁師さんたちはその魚を取りにいくことをしないそうです。安全に漁ができないようですね。もし自国の領土になり漁業権を確保できると定められた範囲の海で決められた海の生き物を決められた漁法でとることができるそうです。
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軍事的メリットについて
また軍事的にとても価値があります。日本と中国、台湾の間にあるのでこの場所をしっかり防衛しないと自国に攻めてこられる心配があります。沖縄には日本とアメリカの基地があるので尖閣諸島が領土となっていればより防衛しやすくなります。尖閣諸島がある場合と場合とでは地理的に大きな影響がでてきます。地下資源、漁業資源、軍事的役割この3つが大きい問題だと思いますが、やはり過去の中国政府の関係者の発言にもあるように地下資源が最大のメリットのようですね。

