尖閣諸島問題なにを問題視しているのか?
豆知識
尖閣諸島問題が起きたのは尖閣諸島のまわりにたくさんの原油があることがわかったことで始まったとされる見方が大半です。中国は文献に書かれているので自国の領土だと主張しています。
何を問題にしているかといいますと日本と中国のどちらの国のものかが議論の対象になっています。
先に領有権を主張した国はどちらか?先に領土にした国は?
はっきりわかれば問題は解決されるはずです。国際法では中国が主張し始める1971年よりまえの両国間の対応が話し合われることになっています。
では1971年以前の両国の対応を振り返ってみましょう。
日本側の対応
1895年日清戦争中から尖閣諸島を領有しています1885年から1895年まで日本が調査
1895年の会議で沖縄県に編入
1940年 無人島になりました
1970年7月に領域表示板を設置
中国、台湾側の対応
1403年の書物「順風相送」に魚釣島が「釣魚嶼」と書かれています。古文書に琉球へ船で渡るとき釣魚台を目印にした書かれている。1561年ごろ書物「籌海図編」に魚釣島を明の領土といてる
1650年赤嶼(大正島)より西は日本の領土ではない
1894~95年の日清戦争の終わりの時期にどさくさに紛れて尖閣諸島を日本が自国の領土とした。江戸時代の書物、三国通覧図説に乗っている地図の中で尖閣諸島が載っている。
中国では尖閣諸島のことを「釣魚島」と呼んでいます。中国は日本よりも前に尖閣諸島を見つけていた。最初に尖閣諸島を見つけたのは中国のような気がします。国際的にも領土は先に見つけた国のものとなっています。ただ実行支配していた記録がありません。国際法でどちらの国の物か判断するときには両国の合意が必要になります。
中国が異議をとなえていますので解決はなりません。日本と中国の話し合いで解決される機会がなんどかありましたが日本側が問題を先延ばしにしてきました。主張するとまた別の問題が出てきますので日本の領土だと強気にいけない理由があります。尖閣諸島の問題点は誰が最初に尖閣諸島を見つけて国際社会に自分の国の領土だと宣言したかということになります。
管理人オススメの尖閣諸島についてよくわかる本はこちら
まとめ

尖閣諸島を見つけたのは中国になりますが実行支配はしていないと思います。日本側が国際社会に自国の領土と宣言して実行支配してきたと思います。尖閣諸島のまわりに原油があることがわかったので中国が自国の領土だと主張し始めました。もし原油がなければ日本の領土のままで問題は起きなかったのではないかと思います。
参考サイト
尖閣諸島問題 まとめhttp://news4kids.blog66.fc2.com/blog-entry-125.html
