箱根駅伝は一体どんなコースを走るのでしょう?詳しく説明しています
豆知識
箱根駅伝のコースはどのようになっているのでしょうか?山上りと山下りのコースは有名ですね。その他のコースは一体どのようになっているのでしょうか?
スタート場所とゴール場所
スタート場所は東京読売新聞東京本社ビル前です。(東京都千代田区大手町1丁目7番1号)ゴール場所も東京読売新聞東京本社ビル前です。
箱根の山の芦ノ湖を折り返してまた戻ってくるコースとなっています。
コース図

走行距離は往復217.1kmとなっています。1区から10区まであり、往路(1月2日)が1区から5区の5区間 107.5kmです。復路(1月3日)が6区から10区の5区間 109.6kmです。
区間別の距離はこうなっています。
1区(21.3km)2区(23.1km)3区(21.4km)4区(18.5km)5区(23.2km)
6区(20.8km)7区(21.3km)8区(21.4km)9区(23.1km)10区(23.0km)
天気ですが、1937年に大雪が降ったことがあり、1978年には25cmの雪が積もったことがあったようです。比較的天候に恵まれている駅伝ですね。
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どんな場所?
1区(21.3km)は平坦な道が多いですが上り坂や下り坂も少しあるコースです。読売新聞東京本社ビル[5]前から鶴見中継所真でのコースです。2区(23.1km)は途中まで高低差が無いコースで、途中の権太坂と言われる箇所と後半残り3km地点から長い上り坂が続くコースです。
3区(21.4km)は前半が緩やかな下り坂になっています。海岸沿いのコースなので浜風を受ける選手にとってはきつくなっています。また富士山を見ながら左側には相模湾を眺めることができ景色がよいコースです。
4区(18.5km)は一番短かい距離のコースになっています。前半は平らですが後半はなだらかなアップダウンが続くコースになっています。
5区(23.2km)は小田原から箱根の山の湖までのコースです。山を上るコースとなっていますので箱根駅伝で一番つらいコースです。高低差が約800mもあり前半5km平坦な道でスタミナをためるコースとなっています。
6区(20.8km)は芦ノ湖から箱根の山を下るコースです。早朝スタートなので山の冷え込みがつらくなっています。下り坂なのでペースが上がりやすく特に足に負担がかかります。
7区(21.3km)は前半は平らな道が続き後半はなだらかな勾配が続くコースとなっています。山の冷え込みから陸地の暖かい気温に体が対応できるかも勝負の分かれ目となっています。
8区(21.4km)は前半は平らな道が続きますが後半はきつい上り坂が待っているコースです。太陽の日差しが強くなり道路の照り返しで選手にとっては熱く感じるコースです。
9区(23.1km)は小塚中継所から国道15号線を通り鶴見中継所までのコースです。前半権太坂の下りなどアップダウンがありますが後半は平らなコースとなっています。
10区(23.0km)は都道409号線を通り国道一号線を抜けゴール地点の読売東京本社ビルまでのコースです。高低差はほぼ無く走りやすいコースになっていますが箱根駅伝最大のラスト勝負がかかる場所ですので劇的な逆転劇が起こるかもしれません。
まとめ
箱根駅伝は箱根の山が最大の特徴となっている駅伝のコースと言えるでしょう。
なだらかな急勾配の続く区間もあり、地形、天候、などの影響も受け選手同士の駆け引きが楽しめる駅伝ですね。毎年この時期が楽しみです。
