日食・月食を美しく撮影する方法。
豆知識
珍しい現象の日食や月食。実際で自分の目で観ても十分楽しめますが、やっぱり撮影して、今ならフェイスブックやツィッター、自身のブログに掲載したり、写真として残したいものですね。では、日食や月食を美しく撮影する方法を調べてみました。
日食の撮影方法
まず、日食を美しく撮影する方法。日食を撮影するには、必要な物があります。カメラですが、望遠レンズが必要になります。天体の中では大きな太陽ですが、地球から見た太陽は案外小さいものです。携帯電話のカメラなどの、広角レンズや標準レンズのカメラでは大きく撮ることはできません。次に露出とピントの設定ですが、自動ではなくマニュアル設定にしましょう。自動設定していると、カメラが夜だと認識して(日食が進むにつれ辺りは暗くなります)、過度の露出になったり、ピントもずれてしまう可能性があります。
次に「減光フィルター」。太陽の光を10万分の1程度の弱さに落とす減光フィルターが必要になります。減光フィルターなしで撮影すると、太陽の光が強すぎるので、ハーレーションなどを起こし、太陽の形すらわからない写真になりますし、太陽の光でカメラが壊れる可能性があります。
そして三脚。なしでも撮影できないわけではありませんが、確実に安定した写真を撮るためには用意する方が賢明です。
カメラに望遠レンズ、減光フィルターを装着して、何枚か太陽の写真を撮って、適正なピントやシャッタースピードを決めましょう。そして三脚にカメラを固定して、日食を撮影しましょう。太陽は時間とともに動くので、時々方向を確かめるのを忘れないように。そして、絶対に肉眼で太陽を観ないように注意が必要です。
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月食の撮影方法
次に月食を撮影する方法。月食は日食と違って、肉眼でも観る事ができるので、手軽に撮影する事が出来ます。ので、デジカメで月食を撮影する方法です。こちらでも三脚は安定した写真を撮るには必須です。ブレを防止するためにISOを最大限にして、シャッタースピードは速くし、手ぶれ防止のためにセルフタイマーを利用しましょう。ストロボは不要、ピンとは無限大に適正露出は、月の明るさに合わせて、その時々で調整しましょう。
後は、やはり夜なので、あまり月食に注目しすぎて、周りへの注意がおろそかにならないように、特にお子様と一緒の時は、車などへの注意を忘れないように。そして、騒ぎすぎて近所の迷惑にならないようにもしましょう。
