国慶節の間、中国はどんな様子?花火で大盛り上がり?
豆知識
はじめに

国慶節(こっけいせつ)とは、中華人民共和国の休日の一つです。10月1日がその日にあたります。
国慶節の10月1日、街中で花火や爆竹が鳴らされ各地で賑わいます。公共の施設では「祝国慶!」と書かれた横断幕もかかげられており、赤い横断幕に黄色の字で「祝国慶!」と書かれています。
中国の方は国慶節の大型連休中、のびのび過ごしています。帰省したり観光地や公園、ショッピングやグルメを楽しんだりしています。また海外旅行へ出かける人もいます。中国から海外へ旅行へ出かけた人の数は、2013年では4億8千万人でした。
観光地で有名な場所はどこも人で混雑します。万里の長城や天安門広場、など混雑で大変なことになります。有名観光地の橋などでは混雑しすぎて橋から人が落ちるほどです。
◇花火
また国の建設をお祝いするために花火大会が各地で行われています。特に香港ではとても大きな花火大会が行われているので有名です。しかし一昨年悲しいフェリー事故があったため数年、開催されていませんでしたが2013年には花火大会が開催されました。20分間に打ち上げられる花火の数が約2万発、総額約6億円の花火が打ち上げられます。花火大会の見どころは、
それぞれテーマを決めて打ち上げているところです。1つのテーマごとにそれぞれ特徴があります。
1 打ち上げ花火で文字を表現する
2 ある形、図形を表現する(ハートマークなど)
3 建国をお祝いするための空砲
中国らしい演出で建国記念日を盛大にお祝いします。
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◇イルミネーション
建国記念日をお祝いするためとても賑わいます。その中、北京では「眠らぬ街」と呼ばれ花火や街のイルミネーションなどで夜遅くまで賑わっています。北京市政府が、「北京の街を明るくしよう」というコンセプトをもとに建物や公園などにたくさんのイルミネーションを取り付けました。北京市内はとても綺麗な夜景になっています。
今年は中華人民共和国成立55周年にあたり長安街などの大きな施設にイルミネーションが取り付けられています。また点灯時間が長く、毎日18時頃から24時ごろまでとなっています。北京の美しい夜景が海外からの観光客にも楽しめること思います。
◇大勢の観光客
中国から海外へ旅行する人も多いですが海外からの旅行客もたくさんいます。2013年、国慶節の大型連休中に北京市内で有名な12ヶ所の観光スポットを訪れた人はおよそ200万人、その内外国人旅行者は約4万5千人でした。
まとめ
中国の国慶節は花火を打ち上げてお祝いしたり、旅行やショッピング、グルメなど様々な過ごし方をしています。どこも混雑しており道路では大渋滞が起きています。旧正月の次に大きなイベントは各地で賑わっています。観光をおすすめしますが混雑での事故にはお気をつけ下さい。
