中国の国慶節って正月とは違うの?
豆知識
国慶節って何?

国慶節(こっけいせつ)とは、中華人民共和国の休日の一つです。10月1日がその日にあたります。「国慶節」が出来たの日は1949年9月です。中国人民政治協商会議という中国政府の会議で10月1日を国の休日、つまり「国慶節」と決めました。この1949年10月1日に天安門広場という世界的にも有名な広場で中華人民共和国の建国の式典が開かれ、日本でいう総理大臣にあたる毛沢東によって中華人民共和国が出来きたと宣言されました。
国慶節の10月1日、街中で花火や爆竹がありとてもにぎやかになります。公共の施設に中国の国旗がかがげられ、「祝国慶!」と書かれた旗もかかげられています。大体の旗は赤色で黄色の字で「祝国慶!」と書かれています。赤と黄色が中国ではおめでたい色なのだと思います。国旗の色もそうですね。
国慶節は、10月1日から7日まであり連休となっています。7日間の休みになります。日本も休日が少しずつ増えてきましたが、中国の休みも徐々に増えてきてようです。他の休日とは違い国慶節の中国人の過ごし方を見ると、どこか本当に喜んでるような気がします。
というのは春節の休みの期間も長いですが春節は日本の正月と同じで帰省する人がほとんどです。ちなみに春節とは旧暦のお正月のことです。2015年は2月19日です。毎年違っています。家族を大切にするために必ず帰省しています。しかし国慶節は国の休日です。
そのため帰省の必要性が少ないので帰省せずに休日を過ごす人が多いからです。
建国記念日の「国慶節」は10月1日ですが、この日のすぐ近くに伝統的な行事の「中秋節」がある年が多く、中秋節も含めると大型連休になります。まだ先ですが2015年は「中秋節」の休みの期間が9月26日から9月28日までの三日間。国慶節の休みの期間が10月1日から10月7日の7日間です。2014年の「中秋節」の休みの期間は9月6日から9月8日です。国慶節の休みの期間は10月1日から10月7日です。
(中秋節(ちゅうしゅうせつ) とは旧暦の8月15日で十五夜と呼ばれる「お月見」の日のことです。秋の収穫を祝って神様にお祈りをする日です)
中国の休日は?
元旦・春節・清明節・労働節・端午節・中秋節・国慶節があります。
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中国の正月は?
中国のお正月は春節と呼ばれています。日本では(しゅんせつ)中国では(チュンジェ)と呼んでいます。春節は旧暦のお正月です。日本では旧正月と言っています。2014年の春節は1月31日から2月6日までの7連休でした。国慶節も7連休なので春節続く大きなイベントですね。
まとめ
日本にも大型連休がありますが中国の大型連休はもっとすごいですね。国が出来た日をお祝いするにぎやかな雰囲気を味わうために国慶節に合わせて観光するのもいいかもしれません。
